概要

AutoHotkey を利用して、 フェンナ語キリル文字を簡単に入力できるようにするスクリプトです。 これを導入すると、 フェンナ語入力モードに切り替えることができるようになり、 他の言語のキーボード設定のように、 フェンナ語で用いるキリル文字を直接入力できるようになります。

AutoHotkey が Windows 限定のソフトウェアであるため、 このスクリプトも Windows のみでしか利用できません。

インストール方法

AutoHotkey のインストール

以下のページから AutoHotkey (v2.0) 本体をダウンロードしてインストールしてください。

スクリプトのダウンロード

以下のページから、 AutoHotkey 用のスクリプトファイル (fennese.ahk) をダウンロードして、 好きな場所に保存してください。 インストール時の各種設定は、 デフォルトのままで大丈夫です。

スクリプトファイルダウンロードしたら、 そのファイルをダブルクリックしてください。 AutoHotkey のインストールが正常に完了していれば、 これによってスクリプトが実行され、 タスクトレイに緑色の 「H」 というアイコンが追加されるはずです。

この状態でフェンナ語入力モードが使えるようになっているので、 Win+Ctrl+F キーを押すことでフェンナ語入力モードに切り替えることができます。 もう一度 Win+Ctrl+F キーを押すと元の入力モードに戻ります。

切り替えキーの変更

デフォルトでは、 フェンナ語入力モードへの切り替えは Win+Ctrl+F キーになっています。 スクリプトファイルを編集することで、 この切り替えキーは変更することができます。

スクリプトが実行されている状態で、 タスクトレイにある 「H」 アイコンを右クリックし、 「Edit Script」 を選択すると、 スクリプトファイルがテキストエディタで開かれます。 7 行目にある #^f の部分が切り替えキーの定義なので、 ここを好きなキーに変更して、 ファイルを上書き保存してください。 再びタスクトレイにある 「H」 アイコンを右クリックし、 「Reload Script」 を選択すると、 変更が反映されます。

キーの定義は、 以下に示す修飾キー記号 (複数可) の後にキーの名称を続けることで記述します。 例えば、 #k とすれば Win+K キーを意味し、 !+2 とすれば Alt+Shift+2 キーを意味します。 詳細は AutoHotkey のドキュメントを参照してください。

記号キー
#Win キー
!Alt キー
^Ctrl キー
+Shift キー

フェンナ語入力モードでの入力方法

スクリプトが実行されている状態で Win+Ctrl+F キー (設定変更した場合はそのキー) を押すと、 フェンナ語入力モードになります。 この際に、 カーソル付近に 「Fennese: ON」 と一瞬表示されます。 もう一度 Win+Ctrl+F キー (設定変更した場合はそのキー) を押すと、 フェンナ語入力モードが解除されます。 この際に、 カーソル付近に 「Fennese: OFF」 と一瞬表示されます。

フェンナ語入力モードでは、 以下のキーを押すことで、 フェンナ語キリル文字が入力できます。 Shift キーを同時押ししていれば大文字が入力され、 そうでなければ小文字が入力されます。

キー文字
KК / к
GГ / г
HХ / х
QҔ / ҕ
TТ / т
DД / д
SС / с
ZЗ / з
PП / п
BБ / б
FФ / ф
VВ / в
キー文字
XШ / ш
JЖ / ж
CЦ / ц
YЧ / ч
WӇ / ӈ
NН / н
MМ / м
LЛ / л
RР / р
キー文字
EЕ / е
IИ / и
OО / о
UУ / у
AА / а
キー文字
Alt+SҪ / ҫ
Alt+ZҘ / ҙ
Alt+XӞ / ӟ
Alt+JӜ / ӝ
Alt+IЙ / й
Alt+UЎ / ў
Alt+AЪ / ъ
Alt+YI / ı
Alt+WV / v

また、 数字キーを押すことで、 合成用ダイアクリティカルマークを入力することができます。

キー記号
1アキュート
2グレイヴ
3サーカムフレックス

例えば、 フェンナ語入力モードで 「di3qqano2w」 と順に押すと 「ди̂ҕҕано̀ӈ」 が入力されます。