人工言語とは

人工言語とは、 長い年月をかけて自然に発生した日本語や英語などの 「自然言語」 とは対照的に、 特定の目的のために人為的に創造された言語のことを指します。 その種類は多岐に渡り、 異なる母語をもつ人々が円滑に意思疎通するための 「国際補助語」、 言語学的な仮説の検証を行うための 「工学言語」、 そして個人的な美的感覚や架空の世界観を表現するための 「芸術言語」 などがあります。

その中でも芸術言語では、 架空世界のリアリティを高めたり、 言語の音や表現の美しさを追求したりすることが、 創作の主眼に置かれます。 例えば、 架空の世界を舞台にした小説や映像作品において、 そこで話されている独自の言語を作ることにより、 その世界が本当に存在するかのような臨場感を演出することができます。 また、 作者にとって理想的な音の響きや表現の美しさを組み込むことで、 詩や絵画のような芸術作品として成立させることも可能です。

フェンナ語とは

フェンナ語は、 Ziphil がシャレイア語に次いで製作を始めた 2 つ目の人工言語です。 アラビア語のように語根と語型によって単語が作られるのが特徴の 1 つです。 また、 規則的な基層形からの音変化を経て表層形が得られるというシステムをもち、 語形変化に 1 つしか規則がないにも関わらず、 実際の文で現れる形は多様で不規則に見えることがあるのも特徴です。

フェンナ語の最大のコンセプトは、 「美しい外国語」 です。 外国語の歌が母国語の歌より綺麗で心地良く聴こえたり、 外国語が書かれていると少しオシャレに見えたりすることはよくあるでしょう。 これは、 外国語には、 理解できないもしくは見慣れないからこその美しさがあるからです。 フェンナ語は、 このような美しさを楽しむために作っています。