#TZM.数の扱い
数の読みは 12 進法に従って組み立てられる。 ただし、 24 までの数詞の語幹には少し不規則なものが含まれる。
数詞は全て両類名詞であり、 水類形と火類形を両方もつ。 以降で数詞の語形を述べる際には水類形の方のみを示すが、 火類形も存在することに注意せよ。
また、 地の文 (セリフ体) における算用数字による数の表記は、 原則 10 進法によるものとする。 ただし、 特別に 12 進法で数を表記する際には、 区別のために下付きで 「z」 を付加した。 また、 フェンナ語の文 (サンセリフ体) では、 フェンナ語の正書法に従って常に 12 進法を用いている。
#TZN.整数数詞
#TZY.1~24
1 から 24 までの数詞の基本形は以下の通りである。
| 意味 | 単語 |
|---|---|
| 1 | ши̂та |
| 2 | би̂вас |
| 3 | ту̂сар |
| 4 | зи̂макке |
| 5 | асси̂мар |
| 6 | ду̂ччаф |
| 7 | ӈу̂чое |
| 8 | аххи̂ват |
| 9 | догу̂ччаф |
| 10 | жадгу̂среце̂т |
| 11 | жаду̂среце̂т |
| 12 | це̂т |
| 意味 | 単語 |
|---|---|
| 13 (11z) | хеччи̂та |
| 14 (12z) | хедби̂вас |
| 15 (13z) | хетту̂сар |
| 16 (14z) | хеззи̂макке |
| 17 (15z) | хедасси̂мар |
| 18 (16z) | хедду̂ччаф |
| 19 (17z) | хедӈу̂чое |
| 20 (18z) | хедаххи̂ват |
| 21 (19z) | хеддогу̂ччаф |
| 22 (1↊z) | жадгу̂срепу̂ннат |
| 23 (1↋z) | жаду̂срепу̂ннат |
| 24 (20z) | пу̂ннат |
1~9, 12, 24 を表す数詞は、 通常の名詞と同様に 3 子音語根と語型から作られる単純語である。 13~21 を表す数詞も同様に単純語だが、 1 の位を表す数詞に ⁎хеда- が付くという規則性が見られる。 10, 11, 22, 23 を表す数詞の構成は例外的で、 通常の位取りではなく減算法が用いられている。 例えば、 11 を表す жаду̂среце̂т は、 жаду̂с 「不足する」 と це̂т 「12」 との合成語で、 「12 に 1 足りない」 に由来する。
なお、 25 以上を表す数詞において 10 と 11 が合成成分として現れる際には、 жадгу̂среце̂т や жаду̂среце̂т という形ではなく、 それぞれ жогу̂дас と жу̂дас という専用の形が用いられる。 1~9 を表す上記の数詞とこの жогу̂дас と жу̂дас は、 合成語の数詞を作る際の要素として用いられるため、 しばしば 「単純数詞 (simple numeral)」 と呼ばれる。
#TKD.25~143 (2 桁まで)
25 以降の 2 桁の数のうち最下位が 0 のものは、 単純数詞と це̂т との合成語として作られる。 以下に最下位が 0 の数詞を列挙する。
| 意味 | 単語 |
|---|---|
| 24 (20z) | пу̂ннат |
| 36 (30z) | ту̂среце̂т |
| 48 (40z) | зи̂маккеце̂т |
| 60 (50z) | асси̂мреце̂т |
| 72 (60z) | ду̂ччафеце̂т |
| 意味 | 単語 |
|---|---|
| 84 (70z) | ӈу̂чоеце̂т |
| 96 (80z) | аххи̂втеце̂т |
| 108 (90z) | догу̂ччафеце̂т |
| 120 (↊0z) | жогу̂ццеце̂т |
| 132 (↋0z) | жу̂ццеце̂т |
最下位が 0 でない数詞は、 第 2 位を表す上記の数詞と第 1 位を表す単純数詞の合成語として作られる。 このとき、 第 2 位を表す数詞がとる語尾は、 例外的に一律 -и となる。 また、 第 1 位において 10 (↊z) と 11 (↋z) を表す数詞にはそれぞれ жогу̂дас と жу̂дас が用いられ、 減算法による構成は見られない。 以下に 47 までの数詞を列挙するが、 49 以降も同様である。
| 意味 | 単語 |
|---|---|
| 25 (21z) | пу̂ннатиши̂та |
| 26 (22z) | пу̂ннатиби̂вас |
| 27 (23z) | пу̂ннатиту̂сар |
| 28 (24z) | пу̂ннатизи̂макке |
| 29 (25z) | пу̂ннатисси̂мар |
| 30 (26z) | пу̂ннатиди̂ччаф |
| 31 (27z) | пу̂ннатиӈу̂чое |
| 32 (28z) | пу̂ннатиххи̂ват |
| 33 (29z) | пу̂ннатидогу̂ччаф |
| 34 (2↊z) | пу̂ннатижогу̂дас |
| 35 (2↋z) | пу̂ннатижу̂дас |
| 意味 | 単語 |
|---|---|
| 37 (31z) | ту̂среце̂тиши̂та |
| 38 (32z) | ту̂среце̂тиби̂вас |
| 39 (33z) | ту̂среце̂титу̂сар |
| 40 (34z) | ту̂среце̂тизи̂макке |
| 41 (35z) | ту̂среце̂тисси̂мар |
| 42 (36z) | ту̂среце̂тиди̂ччаф |
| 43 (37z) | ту̂среце̂тиӈу̂чое |
| 44 (38z) | ту̂среце̂тиххи̂ват |
| 45 (39z) | ту̂среце̂тидогу̂ччаф |
| 46 (3↊z) | ту̂среце̂тижогу̂дас |
| 47 (3↋z) | ту̂среце̂тижу̂дас |
#TZH.3 桁
3 桁の数のうち端数がないものは、 単純数詞と хеби̂над との合成語として作られる。 ただし 144 (100z) は、 хеби̂над のみで表されて ши̂та との合成語には普通ならない。 以下にこのような数詞を列挙する。
| 意味 | 単語 |
|---|---|
| 144 (100z) | хеби̂над |
| 288 (200z) | би̂всехеби̂над |
| 432 (300z) | ту̂срехеби̂над |
| 576 (400z) | зи̂маккехеби̂над |
| 720 (500z) | асси̂мрехеби̂над |
| 864 (600z) | ду̂ччафехеби̂над |
| 意味 | 単語 |
|---|---|
| 1008 (700z) | ӈу̂чоехеби̂над |
| 1152 (800z) | аххи̂втехеби̂над |
| 1296 (900z) | догу̂ччафехеби̂над |
| 1440 (↊00z) | жогу̂ццехеби̂над |
| 1584 (↋00z) | жу̂ццехеби̂над |
端数がある場合は、 第 3 位を表す上記の数詞と第 2 位以下を表す数詞の合成語として作られる。 このとき、 第 3 位を表す数詞がとる語尾は、 例外的に一律 -и となる。 以下に代表的な例をいくつか挙げる。
| 意味 | 単語 |
|---|---|
| 145 (101z) | хеби̂ндиши̂та |
| 146 (102z) | хеби̂ндиби̂вас |
| 149 (105z) | хеби̂ндисси̂мар |
| 154 (10↊z) | хеби̂ндижадгу̂рсеце̂т |
| 156 (110z) | хеби̂ндице̂т |
| 157 (111z) | хеби̂ндихеччи̂та |
| 166 (11↊z) | хеби̂ндижадгу̂срепу̂ннат |
| 意味 | 単語 |
|---|---|
| 168 (120z) | хеби̂ндипу̂ннат |
| 169 (121z) | хеби̂ндипу̂ннатиши̂та |
| 180 (130z) | хеби̂ндиту̂среце̂т |
| 181 (131z) | хеби̂ндиту̂среце̂тиши̂та |
| 204 (150z) | хеби̂ндисси̂мреце̂т |
| 533 (385z) | ту̂срехеби̂ндиххи̂втеце̂тисси̂мар |
| 1438 (9↋↊z) | догу̂ччафехеби̂ндижу̂ццеце̂тижогу̂дас |
#TZA.4 桁以上
決まっていません。
#TPI.分数数詞
#TPO.固有の単語があるもの
以下に示す単位分数には、 それを表す固有の単語がある。 このうちの 1/5, 1/7, 1/8 は、 分母に対応する数詞に ⁎ҫе- が付けられるという規則的な語形成をしている。
| 意味 | 単語 |
|---|---|
| 1/2 | ду̂чаф |
| 1/3 | му̂тас |
| 1/4 | ки̂ҕҕаж |
| 1/5 | сесси̂мар |
| 1/6 | чоги̂лав |
| 意味 | 単語 |
|---|---|
| 1/7 | сеӈу̂чое |
| 1/8 | сеххи̂ват |
| 1/12 | чи̂лав |
| 1/144 | арреби̂цал |
分子が 1 以外の分数を表す数詞は、 分子を表す数詞と単位分数を表す数詞との合成語として作られる。 例えば、 5/8 は асси̂мар と сеххи̂вто が合成された асси̂мресеххи̂ват で表される。 ただし、 3/2, 2/3, 3/4, 5/6, 11/12 には以下のような専用の語があり、 合成語による表現の代わりに用いられることがある。
| 意味 | 固有単語 | 合成による表現 |
|---|---|---|
| 3/2 | догу̂чаф | ту̂среду̂чаф, ши̂тиду̂чаф |
| 2/3 | ночму̂тас | би̂всему̂тас |
| 3/4 | ночки̂ҕҕаж | ту̂среки̂ҕҕаж |
| 5/6 | ноччоги̂лав | асси̂мречоги̂лав |
| 11/12 | ноччи̂лав | жаду̂рсеце̂течи̂лав |
#TPU.一般の分数
決まっていません。
#TCZ.帯分数
整数と分数を組み合わせた帯分数は、 整数を表す数詞と分数を表す数詞との合成語として作られる。 ただし、 整数側がとる語尾は一律 -и となる。 例えば、 2 1/2, 4 5/8 はそれぞれ би̂всиду̂чаф, зи̂маккисси̂мресеххи̂ват となる。
#TXC.数詞扱いされる単語
зеби̂зах 「いくつかの」 や би̂зе 「多い」 は、 しばしば単純数詞のように扱われて合成語を成す。 例えば、 це̂тизеби̂зах は 「12 といくつか」 の意味で 15~18 程度の数を表し、 зеби̂зхеце̂т は 「いくつかの 12」 の意味で 36~72 程度の数を表す。 また、 би̂зехеби̂над は直訳で 「多くの 144」 となるが 「少なくとも 144 の倍数のオーダーは存在する程度に大きい」 のような意味になる。